相手を本当に理解できるようになる方法とは
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目次
人は100%他人を理解できるのでしょうか?
100%その人を理解できるということは完全にその人になりきるという事
でも仮に100%なりきったとしても実は人は自分自身についてもよくわかっていない部分があります
それは無意識や潜在意識か起こさせる行動ですね
何かがあった時にとっさにする行動などがそれにあたります(他にも沢山あります)が、これを書き出すと長くなるので別の機会にしたいと思います
なので、100%人を理解する事は事実上は無理ですが
100%理解しなくても大丈夫
2つの理解の違いが分かれば相手への理解が違ったものになり
あなたの心も軽くなります
2つの「相手の立場にたつ」
子供の頃、学校の先生などから「相手の立場にたちましょう」と言われた経験はないですか?
「人の嫌がる事はやめましょう」
「相手の立場になりましょう」
など・・・
小学校の学級会ではこんな議題が多かったような気がします
こんなシーンはなかったですか?
ここでけんちゃんが
相手の気持ちになりましょう
と言われてなるのは
そうだな、自分も叩かれたら嫌だよな
という感じではないでしょうか?
この場のことだけ考えると解決すればそれはそれでいいのですが・・・
自分目線で相手の立場にたつ
上の例は
叩かれたら痛い
叩かれたら気分が悪い
など、叩かれた時
自分だったらこう思うよね
という
自分目線での相手の立場です
(これが良い悪いという事ではありません)
叩かれたら自分だったらこう思うよね
という自分の思考のフィルターを通しています
本当に相手の立場に立つ
これに対して、もう一つの相手の立場に立つは
けんちゃんが叩かれた時のゆみちゃんになりきって痛さや感情を感じるという事です
自分は優しくとんとんって肩を叩いた
そしたらいきなり背中をばーんって叩かれた
痛い!
何で私は叩かれたの?
けんちゃんに何か悪いことした?
知らない間にしていたの?
でもそんな事してないもん
痛いし
男の子に叩かれたら怖いし
悲しいし・・・
という事をけんちゃんが感じるのがもう一つの相手の立場に立つ
相手目線で
相手が体で感じた事や
心の中にでてきた感情を感じる
ということです
いきなり小学生が自発的にこれを感じるのは難しいですが
コーチングの手法を使えばできます
実際に小学校でこういう事を教えておられる先生もいらっしゃいます
2つの「相手の立場に立つ」の違い
1つ目の場合は自分目線での相手に立場に立つですから
自分の価値観や考え方が判断基準になりますよね
相手と自分の価値観や考え方同じならそれで問題ないのです
でもそれが違った場合
例えばけんちゃんが
「あれくらい叩いたうちに入らない」
「ちょっと叩かれたくらいで僕なら怒らない」
などの考え方を持っていたらどうでしょう?
「相手の立場に立ったけど僕は悪くない」
となってしまいます
対して後者であれば
「そっかー、あれくらいでも女の子は痛いんだ、そして怖いし悲しむんだ」
となります
本当に相手の立場に立つからわかること
後者のように
「そっかー、あれくらいでも女の子は痛いんだ、そして怖いし悲しむんだ」
という事を感じる事ができると
女の子にはもう少し優しく接した方がいいな
悲しませたら良くないよね
急にたたかれたらびっくりするし怖いよね
そりゃ怒って当然だよね
と考える事もできます
ゆみちゃんが学級会で言いたくなるくらい
「怒った」
「嫌だった」
という感情が理解できるのです
ここまで相手の立場に立つ事ができると相手に対する接し方も変わってきます
一方は
「相手の立場に立ったけど自分は悪くない、相手が悪い」
もう一方は
相手の立場に立ったらこんな気持ち、感情になるんだ
こうなると人は自然に自分の行動を変えることができます
これが人が変わる一つのパターンでもあります
全ての対人関係に使えます
「相手の立場に立つ」が2つあることがわかると必要以上に怒りや、悲しみなどネガティブな感情を感じなくて済むようになります
まったく0になる訳ではありませんが、例えば今まで10怒っていたのが6とか8とかになるという感じです
そして本当にコミュニケーションを良くしたいと思う相手なら
2つ目の相手の立場になりきるをやってみて下さい
相手の気持ち、感情が理解できると
気持ちが楽になる
相手に対する接し方が変わる
あなたの接し方が変わると相手も変わります
これはひきこもりや不登校の子供さんにはもちろん家庭内、職場など、全ての対人関係で使えます
是非チャレンジしてみてください
どうしても出来ないという方は僕がサポートさせていただきますので
こちらにご連絡ください