ペップトーク事例～声のかけ方～

前回はホームランを打っても褒めない監督のお話でした

今日はその続きで

では、良い事をした時にはどのように声をかけると

相手のモチベーションが上がるのか？

ということについて書かせていただきますね

「無視」は強烈な否定

ペップトークでは相手にかける声かけを

承認のピラミッドというものを基に考えます

これは相手が残した結果

相手のした行動

相手の存在（想い、思想、夢なども含む）

を

承認するのか？

否定するのか？

という考え方です

前回出てきたＡちゃんの例で言うと

ソフトボールの試合でホームランを打った

ということでしたがそれに対して監督は何も言わない

否定も承認もしていないという事です

でもこれは

結果も行動も存在も無視をする

と考えることもできます

Ａちゃんの立場に立ってみましょう

ホームランという最高の結果を出したので

賞賛なり承認なりの声をかけてもらえると思って当然です

ところがベンチに帰っても何も言ってもらえない

Ａちゃんは

「なんで？どうして何も言ってくれないの？」

と思うでしょうし

自分は何をしても認めてもらえないと思うかもしれません

そこに生まれてくる感情は

落胆、無力感、悲しみ、憤り

などのものになるのではないでしょうか？

無視をするというのは強烈な否定になってしまうのです

当然無視をされたらモチベーションはだだ下がりですよね

承認の言葉＝ペップトーク

では承認の言葉をかけるとしたらどんな言葉がいいのでしょう？

結果を承認する

ナイスバッティング！

行動を承認する

積極的に振っていけたのが良かったぞ！

存在を承認する

お前がこのチームにいてくれて良かった！

わかりやすくするためにそれぞれを分けていますが

実際に声をかけるとしたら

ナイスバッティング！良く打ってくれた。お前がこのチームにいてくれて良かった！

あくまでも一例ですがこんな感じです

どうでしょう？

こんな言葉をかけられたら

「もっと頑張ろう！」

という気持ちになりませんか？

モチベーションが上がると思いませんか？

監督は悪い人なのか？

ただここで考えてもらいたいのは

こういう言葉がけをしない監督さんは

悪い人なのか？という事

おそらくこの監督さんの心の中では

お前たちはもっとできるはず！

お前たちが目指すところはこんなレベルではない！

もっと勝つ喜びを味あわせてあげたい！

こんな想いが強いからこそ

そして伝え方や言葉の選び方を知らないから

プッペトークになってしまうのです

監督さんは決して悪い人ではないのです

ただ言葉と言うのは相手に

大きな影響を与えるというのも事実です

時にはその場だけでなく

良くも悪くも

一生に渡り影響を与える事もあります

あなたも子供の頃誰かに言われて

今も心に残っている言葉はありませんか？

僕にはいくつかあります

だからこそ人にかける言葉には気を配りたいですし

より多くの人に影響を与える人

人を指導するような立場の人には特に

気を使っていただきたいのです

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました

良かったらあなたの感想や使ってみての結果なども教えて下さいね

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