2018/10/02
不登校、ひきこもりの対応で大切なことは○○
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ここまで上手くいく勇気づけの方法シリーズとして
をお伝えしてきました
今日はこれらを実践していく上で大切な事をお伝えしますね
目次
実は伝える事が一番難しい
これまでのシリーズでは伝えるという事を中心に書かせていただきました
もう少し詳しく言うと伝える内容やポイントについて書かせていただいています
その1番の目的は
子供さんの自己肯定感や自己受容度を上げる
それらが子供さんの
心の勇気のコップを満たし不登校、ひきこもりから脱出するためのエネルギーになるから
なのです
でも
伝える内容、ポイントについてはよくわかったんだけど
いざ伝えようと思ってもなかなかできなくて・・・
という方も多いのではないでしょうか?
先日もこのブログを読んで下さっている方から
「いい事書いて下さっているんだけど、なかなかねぇ」
という事を言われました
今日はなぜ実践がしにくいのかという事とその解決方法を書かせていただきますね
理由1 欧米との文化の違い
日本には欧米と違い褒めるという文化があまり根付いていないです
そして相手の存在に感謝するという文化もあまりないです
文法の違いなどの関係もありますが
例えば
I am glad to see you.(あなたにお会いできて嬉しいです)
この表現
欧米の映画やドラマではよく見かける表現です
あなたはこのようなセリフを今まで生きてきた中で何回言ったことがありますか?
僕は2,3度くらいしかありません
これは特別な事をしていなくても自己肯定感を上げる方法でも紹介した承認のピラミッドの
存在を承認して相手に伝えているんです
相手がどのくらい権威があるとかお金を持っているとかそういう事に関係なく
あなたに会えた事が嬉しいと伝えています
これがとても大切な事なのですが、これが欧米の文化には根付いていますが日本にはあまりありませんよね
そして
I am proud of you(私はおまえの事を誇りに思うよ)
こういって親子がハグするシーンなんて欧米の映画ではよくありますよね
これも相手の存在そのものを誇りに思う
相手が自慢したいくらいの存在である
という事を伝えています
これもなかなか日本人にはなじみのない伝え方ですよね
さすがに我が家でも体重90kgオーバーの息子にこんな事をしようとしたら張り手されそうですもん
このように私たちが育ってきた文化の中に原因の一つがあります
理由2 自分がされていない
先ほどの文化の違いとも関連しますが
私たちは日本文化の中で育ってきました
それはに世界に対し自慢できる、誇れる部分ががたくさんあります
半面、相手に伝えるとか褒めるという事に関してマイナスに働くことがあるのも事実です
それが
言わなくても察しろとか
言葉で言わなくても理解しろ
という考えです
このような文化があるので相手の事を良く思っている、評価していてもそれを伝えないという事があります
このような中で育った私たちですから、自分があまり経験していない事を子供にも自然にすることは難しいですよね
だから親御さんが自然に子供を褒めるとか承認するとかが出来なくても仕方がないのです
とは言えやはり意識的に行う教育や子育ては大切です
子供さんがまだ小さい親御さんは今がチャンスです
小さいうちから褒めるとか承認するという事を継続的にしてあげて下さい
子供が小さいうちから続けていれば大きくなっても違和感なくできますから
では子供はもう中学や高校など、大きくなっているという場合はどうすればいいのでしょうか?
自分が変わると相手も変わる
まず親御さんが勇気を出して伝えて下さい
最初の1歩はまずそこからです
今までした事がないことにチャレンジするのは勇気がいります
エネルギーも必要です
でもやると決めてやってみる
そして継続する
そうすると最初は意識してでないとできなかったことがそのうち無意識にでもできるようになりますから
優先順位をもう一度考える
上の項では少々根性論的な書き方になってしまいましたが
それでも出来ない場合
一度あなたにとっての優先順位を考えてみていただきたいのです
仕事や家事、色々な方との付き合い、そして自分のケアも大切です
たーくさんしなければいけない事を抱えていると自分が優先してししなければいけない事がわからなくなります
そしてただ目の前の用事、課題をこなしているうちに1日が終わってしまう
これを1度整理してみてはどうでしょうか?
その中で子供さんに関することはどのくらいの位置にあるのか?
おススメはこのようなマトリックスを使う方法です
このような図の中にあなたが抱えている日々しなければいけない事をふせんに書き出して貼る
その中で子供さんに対する緊急度、重要度はどの位置になるのか
重要度に関しては人それぞれだと思いますが
緊急度という点においては高い位置にくるはずです
例えばあなたのお子さんが中学3年生だとします
すると今は中学3年生の2学期の終わりですよね?
その時期というのは今しかありません
後に戻ることはできないのです
出来るのは後になって後悔することくらいです
でも後悔しても事態が良くなる事はありません
するのは今しかないのです
恥ずかしいので一部のふせんは外しましたが僕は自分の手帳をこのようにして使っています
今日のまとめ
・伝える目的は子供さんの自己肯定感、自己受容度を上げる為
・最初は照れや恥ずかしさがあるかもしれませんがチャレンジしてみる
・継続する
・どうしても出来ないひとは緊急・重要のマトリックスで優先事項を整理しその中で子供さんに対することはどの位置になるのか再確認する
以上良かったら実践してみて下さい
それでもできない!という方は僕がお手伝いさせていただきます
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