間違った3つの伝え方があなたのコミュニケーションを悪くする
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親子間だけでなく、夫婦間や職場などでも
相手にしてほしいことや伝えたいことがある
でも言い出せなくて我慢してしまったり
最初は冷静に話をしていてもだんだんとエキサイト
最後には言い争いになってしまった
そのような経験はないでしょうか?
今日はそんな時にしてしまっている
間違った3つの会話のパターンと
上手くいくパターンを紹介させていただきますね
目次
この3つの伝え方がうまくいかない原因だった!
以下の会話の例
子供は朝起きたら体がしんどかった
もしくは何かの原因(昨日友達とケンカをした、宿題をやっていないなど)があって学校にいきたくないと思っている
という設定です
これをあなたが子供になったつもりで読んでみて下さい
お母さんがこういう会話をしてきたらどんな気持ちになるでしょうか?
パターンA
うーん・・・
パターンB
パターンC
どうですか?
どんな気持ちになりました?
パターンA 言いたい事を言えずに我慢する
パターンAでは本当は言いたい事があるんだけど言わないパターン
自分の思ってる事を言うと相手を傷つけるんじゃないかと遠慮して飲み込んでしまう
言う側がストレスを抱え込んでしまいやすい例です
パターンB 嫌味を言う
上の例より少し進んで、言いたい事は言えないけ
でも何か言わずにはいられない
かといって、言うことによって自分が悪者になりたくないし
相手を傷つけるのも嫌
ストレートに言えないから遠回しに言う、嫌味な言い方になってしまう
でも本当は相手に気づいてほしいという思いが心の奥にあります
ストレートには言えないんだけど相手に気づいてほしい
行動を正してほしいと思っているのです
ただ、言われた側に立つとこれで行動を変えるのは難しいですよね
パターンC 怒る、怒鳴る
自分が怒るとか大声を出すことで相手に言う事を聞かせようとするパターン
自分の要求もストレートに伝えます
これをされると子供はそのような状態になってしまった自分が悪いんだと
「自分を責める」
癖がついてしまいます
この例だと「自分がだらしないからいけないんだ」と思ってしまう
これが続くと自己肯定感の低い人になってしまう可能性があります
また、短期的な反応としては自分を守るために相手(親)を非難することもあり
そこから言い合いになる事もしばしば
実際かつての我が家ではこのパターンがほとんどで
とてもじゃないですがコミュニケーション良い家庭とは言えない状態でした
お互いにとって良い結末にはならない
Aのパターンはほとんど伝えたい事を言っていません
これでは望むような結果は得られないですよね
Bのパターンを言われて相手の思いを察してその意向に沿った行動をするのは難しいです
Cはもはやコミュニケーションというよりも一方的な相手の命令に近いです
これをされた側はどんどん本音を言わなくなる
もしくは双方言い合いの大喧嘩になってしまいます
どのパターンも双方が納得して物事がスムーズに運ぶコミュニケーションとは言えないですよね
そしてお互いにとって良い結末にもなりにくです
反発されにくい伝え方
ここまで、3つのうまくいきにくい伝え方を書かせていただきました
今度は相手が納得しやすい伝え方です
そっかー、毎日頑張って学校に行って勉強してるあなたを見てお母さん凄いなーって思ってるのよ
たまには体がだるくなっちゃう事もあるわよね
今の子供の状態を受け入れて
さらに、ここまで子供のやってきた事、出来ているところを認めてそれを伝えています
その上で昨日の
と聞いてもいいですし
もしお母さんの意見を伝えるなら
ちょっとお母さんの意見を言ってもいい?
昨日まで頑張って行ってたじゃない?何か事情があって行きたくないなら聞かせて欲しいんだけどどうかな?
とか
ちょっとお母さんの考えを言ってもいい?
昨日まで頑張って行ってたじゃない?どんな事でも継続するというのが一番難しい事だと思うけど、あなたはここまでそれをしてきたじゃない?
それが途切れるのはすごく勿体ないとお母さんは思うのよ
あなたはどう思う?
このように言われたら
あなたならどんな気持ちになりますか?
うまくいくポイント~これをするから上手くいく~
上手くいく会話にはいくつかのポイントがあります
1、相手がしてきたこと、できている部分を認め伝える
これをすることで相手も
・自分がしてきたことに気づく事ができる
・自分は認めてもらえていると感じる
ので、この先のこちらの話を受け入れてもらいやすくなります
2、押し付けるのではなく平等な立場で伝える
○○しなさい!
××に決まってるだろう!
は上からの押し付けです
そうではなく自分の意見、考えを平等な立場で伝える
そしてその前に
「言っていい?」「話していい?」
と付け加えることで相手は反発することなく聞く準備をしてくれます
3、相手を否定する言葉を使わない
お気づきでしょうか?
良い会話の例では
「でも」
「けれども」
などの否定につながる言葉を使っていません
どれだけ相手を肯定する気持ちを持っていてもついつい使ってしまうのがこの否定語です
これを言ってしまうと相手は自分自身を否定されたと感じ
マイナスな感情を持ちやすいのです
4、最後には相手の意見を聞く
自分の意見、考えを伝えたら
「どうかな?」
「あなたはどう思う?」
「あなたの考えを聞かせて」
と、最後には相手の考えも聞く姿勢を示す
この流れなら双方が思っている事を言いやすくなります
そして双方にとって納得がいくコミュニケーションになりやすいと思いませんか?
以上が上手く行きやすいコミュニケーションのポイントです
よかったら使ってみてください