2018/10/02
大阪で起こった子供の虐待死や監禁事件について思う事
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大阪府で4歳の子供が虐待死した事件や
子供を監禁し遺体を放置していた事件が
連日報道されています
寝屋川市死体遺棄
大阪箕面市の事件は僕が住んでいるごくごく近所で
起こった痛ましい事件です
4歳男児虐待死
2つの事件の背景は違いますが
こういった事件が報道されるたびに思うのは
子供はどういう気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか?
本来ならば自分に一番の愛情を注いでくれるはずの親
困った時に助けてくれるはずの親に
見放され虐待されていた
この時の子供の気持ちを想像すると
胸が張り裂けそうになります
亡くなったお二人には心からのご冥福をお祈りいたします
目次
周囲や行政はどのように関われば良いのか?
事件を起こした加害者は当然罰せられるべきですが
それと共にこのような事件を未然に防ぐため
行政や周囲の関わり方も議論されていく必要があると思います
夏に風呂に入らず・顔にあざ SOSあったのに
産んですぐに殺してやろうと思っていなかったはず
この時に是非考えていただきたいのは
親へのメンタル面での対応です
寝屋川市の事件にしろ、箕面の事件にしろ
母親は産んだ瞬間から
「将来この子を監禁して殺してやろう」
「小さいうちに暴行して命を奪ってやろう」
とは考えていなかったと思うのです
生活し育てていく過程で何かがあったから
このような結末になったはずです
その時にしっかりと話を聞いてあげる
必要であれば行政や周囲がなんらかの手助けを
してあげる
これが親にとってもだし
何より子供にとって必要な事ではないかと思うのです
例えば
収入が少ないこと
離婚してしまった
子供に障がいがある
など様々な困難なことが起こった場合まず話をしっかりと聞いてあげる
そして親として、一人の人間として
どのように子供を育てていきたいのか?
子どもにはどのようになってほしいのか?
家族としてどのような生活をしていきたいのか?
これらを聞いてあげて
できる事は本人に頑張ってもらう
支援や措置が必要な部分があれば適切な支援、措置をする
場合によっては親子を引き離し
子供は児童保護施設などで保護が必要になることもあると思います
でも引き離すことが最終的な形であってはならない
なぜならどのような親であっても
子供にとっては永遠に「親」であるということに変わりはないから
再び一緒に生活をする時には
幸せな生活が送れるようになってほしいのです
子供にとって、親にとって、その家族にとって
幸せな状態はどんなもので
どんな事をすればそこに向かう事ができるのか?
その為に親としてどんな事をすれば良いのか?
こうして課題や困難を一つづつ乗り越えていくことで
親として、人として喜びを感じ成長できると思うし
その姿を見せることは子供にとっても
良い教育にもなると思うのです
今大人、子供に関わらず多くの人が
精神的ストレスにさらされて生きています
子どもへの虐待、育児放棄、産後うつなどもニュースでよく話題になります
そんな中、今回の事件のようになってしまう家庭にだけでなく
多くの家庭にとって今の自分や子供、家庭の状態や
自分がどのようになりたいのか?
その為に何が必要なのかを見つめなおす時間や
それをしてあがられる専門家を利用しやすい形で
行政が提供してくれることが必要だと思います
終わりに
すでにこのような事件を起こした親や同居人は
当然裁かれるべきです
でも全国には今回の事件のような境遇で暮らしている
子どもや家族がまだまだいるはずです
その子供たちがこれ以上不幸な目にあわないように
行政や周囲が見守るシステム
子供も親も幸せに人生を送ることができる仕組みができることを祈っています