Warning: Use of undefined constant ‘thumb240’ - assumed '‘thumb240’' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/masanao/masanao-fujie.com/public_html/wp-content/themes/elephant/functions.php on line 74
上手くいく勇気づけの方法 | ペップトークbiz

      2018/07/23

上手くいく勇気づけの方法

 

Warning: Use of undefined constant full - assumed 'full' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/masanao/masanao-fujie.com/public_html/wp-content/themes/elephant/single.php on line 54
伝える

今日は不登校、ひきこもりの子供さんに前に進んで進んでもらう為のプロセスを書かせていただきますね

ここまで子供さんとの信頼関係ができているという前提で話を進めていきます

まだ関係性ができていないという方はぜひ関係性を作るプロセスも並行して行っていただけると効果が上りやすいです

 

※ここから書かせていただくのはあくまで家庭内でできる対処法です

現在医療機関を受診されている、投薬中、カウンセリングを受けておられるなどの方は医師、カウンセラーの指示を優先、もしくはこういうことをしても良いか意見を聞いてください

目次

前提

 

不登校やひきこもりのお子さんによく見られる傾向として

・自己肯定感が低い

・自己受容ができていない

などがあります

自己受容:自己のありようをそのまま受け入れる

良いところ、良くないと思っているところも受け入れる

自己肯定感:自分は大切な存在だ、自分はかけがえのない存在だと自分で思える感覚

自分の在り方を積極的に評価できる感情、自らの存在価値や存在意義を肯定できる感情

よく出てくる口癖として

「でも」

「だって・・・」

「どうせ・・・」

「私(僕)なんて・・・」

などです

自分に自信が持てていない状態ですね

お子さんがこのように

自己肯定感が低い

自己受容度が低い

ようであればまずしていただきたいのが

勇気づけのアプローチです

 

勇気づけのアプローチ

 

自己肯定感が低い、自己受容ができていない子供さんは勇気がくじかれている状態だと言えます

 

勇気づけ

左の勇気がくじかれて状態の子供さんには親御さんが勇気づけアプローチでコップを満たしてあげて下さい

そのような子供さんにまずしていただきたいのが勇気づけのアプローチです

1、子供さんの出来ているところをどんどん伝える

2、できていなくてもそこに至るまでの過程に着目して伝える

3、少しでも成長した部分を伝える

4、失敗したときは親も共感し寄り添いながらそれを受け入れる

5、Iメッセージで伝える

6、感謝の気持ちを伝える

7、特別な出来事でなく日常に着目する

などです

順に書かせてもらいますがその前に大切な事を一つ

 

褒めるのと勇気づけは違う

 

褒めることと勇気づけは違うという事だけは理解しておいていただきたいのです

何が違うのかというと

褒めるのなかには

上から目線

親の目から見た善し悪しの判断

などが含まれます

上から目線をもう少し詳しく言うとそれは能力のある人がそうでない人に下す評価と相手を操作するという側面が含まれます

子供が手伝いをしてくれたとき

「よくできたねー、えらいねー」

というのはよくある褒めるシーンです

多くの方はこれには違和感を感じないと思います

では、あなたのパートナーが家で掃除をしていました

「えらいねー、よくできたねー」

とは言わないですよね?

なぜでしょうか?

パートナーなので対等な立場で見ているからではないでしょうか?

対等な立場の人には言わない言い方ですよね?

そして子供の立場からすると褒めて欲しいから次も何か手伝ってくれようとします

親も褒めておかないと次に何か手伝ってもらえないと困る

そこには操作の意図があります

 

次にあなたが仕事などで良い結果を出しました

上司から

「○○さん、よくできたねー、えらいねー」

と言われたらどうでしょう?

そこには尊敬の念はあまり感じられません

子供さんには一人の人間として

「自分は尊敬されている」

と感じてもらいたいのです

 

一人の人間として自分は出来るんだ

自分は人の役にたっているんだ

という感覚を得てもらいたいのです

 

次に大人の目から見た善し悪しの判断は

加点・減点という考え方が元になってしまいがちです

加点はいいのですが減点は良くないところ、ダメなところを指摘するにつながります

いわゆる「ダメ出し」です

ダメ出しは人の健全な成長にはつながりません

 

褒めることによって起こる可能性がある弊害

 

褒める事によって起こる可能性がある事

それは子供さんが

褒められるからする

褒められないとしない

という価値観を持ってしまうということ

例えば

誰かが見ている時には褒められるから掃除をする

誰も見ていないと例え汚れていても褒められないからしない

となる可能性

そして

褒められる為に手伝いをする

親も手伝ってくれると嬉しいので褒める

子供は褒めてもらえるからさらに手伝う

そのうち親からすれば子供が手伝うことが当たり前になる

当たり前のことは褒めなくなる

子供は褒めてもらうという報酬がないと手伝うことが苦痛に感じるようになる

手伝わなくなる

親は手伝わなくなった子供に文句を言う、叱る

このような可能性もあります

ですからここはぜひ意識的に勇気づけのメッセージを送ってあげてください

 

出来ているところを伝える

 

自己肯定感が低い人は能力が低いからそうなってしまうのでしょうか?

そうではありません

多くの人は普段自分がしていることは

普通

とか

当たり前

と捉えているので特別な事をしている認識はありません

あなたが何気なく日常でしていること

例えば卵焼きを作ったとしましょう

それを食べた友人に

「この卵焼きすごくおいしいね!ふわふわ具合といい焼き加減といい最高じゃん!」

と言われたらどうでしょう?

もちろんお世辞とかではなく本心から言ってもらえたら

自分では普通に作ったものでも

「私の卵焼きってそんなにおいしいんだ!」

と感動しませんか?

そこから卵焼きはあなたの得意料理の一つになるのではないでしょうか?

このように自分では普通にしていることも

それを認めてもらえた時から得意な事に変わります

これが1の子供さんの出来ているところをどんどん伝える

です

これをどんどん伝えて子供さんの「得意」を増やしてあげてほしいのです

少し長くなったので続きはまた明日書かせてもらいますね

 

今日のまとめ

 

・自己受容度、自己肯定感が低い子供さんには勇気づけのアプローチで心のコップをみたしてあげる

・褒めると、勇気づけは違う

・勇気づけのアプローチ1、子供のできているところをどんどん伝える

以上です

ぜひチャレンジしてみて下さい!

 

  関連記事 - Related Posts -

 

  最新記事 - New Posts -