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子供がひきこもりで将来が心配な親がまずした方が良い事 | ペップトークbiz

   

子供がひきこもりで将来が心配な親がまずした方が良い事

 

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理解する

目次

何が心配ってやっぱり子供の将来ですよね

 

僕には子供が2人いますが上の子供(女の子)はひきこもりでニートです

中学2年生のころからなので、もう10年くらいそんな状態です

今まで山あり谷ありで色んなことを試したり

さんざん親子喧嘩をして暗黒の時代も経験しました

このままいったら将来この子はどうなるのだろうかと長い間心配してきました

自分がこの世からいなくなったら生活していけるのだろうかと

不登校や引きこもりのお子さんがいる多くのい親御さんは同じお気持ちなのではないでしょうか?

 

僕は今は将来自立すると信じる事ができるようになりました

そうなる為の方法も子供と一緒に考える事ができるようになりました

しばらくはその過程を書かせていただきますね

 

あなたはどのくらい子供さんの事を知っていますか?

 

彼を知り己を知れば百戦危うからず

彼を知らずして己を知るは一勝一負す

彼を知らず己を知らずして戦えば戦う毎に危うし

 

いきなりですがこれは中国の古い兵法書孫子の謀攻の中に書かれている言葉です

相手と自分の状態を知っていれば100回戦っても負ける事はない

相手の状態を知らなくて、自分の事だけを知っていても1勝1負け

相手の事も自分の事も知らなければ、ほぼ負けちゃうでしょう

という内容です

子供との関係性の事ですからもちろん「戦(いくさ)、争い」ではありませんし

勝った、負けたではありません

 

僕はこれを

相手と仲良くなる為の方法

として大切な事だと思っています

相手の事を知らなければ、知ろうとしなければ

本当に相手が心を開いて本心を話してくれる事は難しいと思っています

相手が

「この人は自分の事を理解しようとしてくれている」

「この人は本当に自分の事を理解してくれている」

「この人になら何を言っても大丈夫、安心できる」

と感じてもらえるくらいに相手を知る、知ろうとするということです

「この人に本心を言ったら何を言われるかわからない!」

という相手には怖くて心を開いて話なんてできないですよね

 

何も知らなかった馬鹿親

 

僕はかつては親だから自分の子供が考えている事や好きなこと、嫌いなこと全て知っていると思っていました

そして子供は親のいう事は何でも聞くべきという思い込みも持っていました

 

ある日、自分の思い通りに動かない娘にイライラした僕は大声で怒鳴りつけました

「何でそんなこともできないんや!」

「だって嫌やねんもん!」

「そんなこと言ってるから仕事も続かないんやろ!!」

僕はさらに大きな声でどなります

いつもならそこでだまってしまう娘でしたががその日は違いました

「怒るんなら怒ったらええやん!大声だしたらええやん!叩いたらええやん!」

「私はそういう風にされると怖いんや!怖くて自分の思ってる事が言えなくなるんや!」

泣きながらの抗議でした

 

 

 

刺さりました

 

子供は親のいう事を聞くべき

聞かない時は怒鳴ってでもいう事を聞かせるべき

それがしつけなんだ、教育なんだと

でも違った

俺がこの子の対人恐怖症を作っていたんだ

今までなんて事をしていたんだ

「悪かった」

謝りました

「今までごめんな」

娘を抱きしめて詫びました

 

僕は自分がすることは全て正しいと思っていました

僕は何も知りませんでした

子供が嫌なことも、怖いことも

 

理解に徹する

 

それからはもちろん大声で怒鳴るということはやめましたし

娘がどんな事をされるのが嫌で

どんな事が怖くて

どんな時なら動く事ができて

どんな事に興味を持っているのかを聞くようにしました

時には娘がしているネットラジオなるものにも参加しました

そうして娘が興味のあるもの、事に関心を持って聞き

教えてもらい、一緒にすることで

知らなかった事をたくさん知りました

とにかく娘の事を理解する事に徹しました

それからは娘もいろんな心の内を徐々に話してくれるようになりました

 

理解するから本当の相手の気持ちがわかる

 

理解に徹するようになってから良かったことは

娘の気持ちがわかるようになった事でした

 

それまではどうしてすぐに仕事を辞めてしまうんだ

どうして次の行動をおこさないんだ

自分の考えでは理解できないことばかりでしたから

続かない、行動しない娘を責めていました

でも

こんな事が嫌なんだ

こういう時が辛いんだとい事がわかるようになったので

仕事に行っても対人関係がうまくいかなくて辞めてしまうことや

家にいるけど本当は仕事に行きたいと思っている

という気持ちが理解できるようになり

娘に対するイライラも減りました

 

相手を理解できるから次の方法を考える事ができる

 

娘の好き、嫌いがだいたいわかるようになったから

じゃあ、どうすれば今の状況で仕事に行くことができるのか

収入を得られるようになるのか

親の押し付けでなく

どうしたらこの子らしく幸せになれるのかを考えられるようになりました

(実際は娘の言動に、心の中で「チッ」と舌打ちしている自分もまだいますが・・・)

娘も僕がそれを理解していると思ってくれているから一緒に考える事もできるようになりました

 

ぜひ理解することから始めてください

 

100%相手を理解することは出来ないと思います

でもこちらが理解しようとすることで相手も心を開いてくれます

そして理解が進めば相手の感情や気持ちがわかるようになります

それがわかると相手にぶつけていたイライラや腹立ちが

こちらの独りよがりや押し付けだということがわかりました

今回は僕の体験からの話でしたが

あなたはどうでしょうか?

どのくらい子供さんの事を理解できていますか?

もし、あまり理解ができていないかも・・・

という場合はまず

理解に徹する

ということを是非やってみてください

 

 

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