2018/10/02
学校や会社は命を削ってまで行かせるところではない
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前回までの記事では子供との良い関係性を築いておきましょう
心の奥にある言い出しにくい事まで聞ける間柄でいましょう
ということを書かせていただきました
もしあなたのお子さんが不登校やひきこもりであればここの関係性は絶対にキープしておいていただきたいのです
なぜならそこから先に親のサポートが必要になります
その時に子供の意思で将来を選択できるように
子供が心からの本音を言える環境であることが大切なのです
その上で考えていただきたいことがあります
目次
なんの為に学校や会社に行かせたいのか?
親としては子供が学校や会社に行くなどの社会生活をするのは当然だと考えると思います
僕は娘が学校に行きたくないと言い出した時
中学生なのに学校に行かないなんて許すことができませんでした
学校を休ませるという選択肢は全くなかった
だから行かない娘を責めていました
「行きたくないのはお前がだらしないから」
「お前に根性がないから」
自分自身が学校で本当に辛い状況なのに親にまでこんな事を言われた娘の気持ちはどんなものだったのか
今思うと本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです
その後不登校になった娘には厳しくしてみたり
甘くしてみたり
どう対処してよいのか分からず色々なことをしてきました
娘に辛い想いをさせながらずいぶん遠回りをしてきたと思います
今では落ち着いて娘らしく生きていく方法を一緒に考えられるようになったのでこのブログを読んで下さる方にはなるべく遠回りをしてほしくないし
親御さんにも子供さんにもできるだけ辛い思いや、悲しい思いをしてほしくないのです
少し話がそれましたが
今は子供さんが不登校やひきこもりであっても
将来どうなってほしいのか
という事をぜひ考えていただきたいのです
そして
今無理して学校に行かせることが子供の将来にとって必ずしも必要なのか
という事を考えてみてください
子供さんの一生を考えた時に辛い思いや悲しい思いをさせることが正しいことなのか
命を削ってまで行かせるところではない
これは子供さんが不登校だったあるお母さんにお聞きした話です
その子供さんは学校に行く時間になると熱が出たりお腹が痛くなったそうです
それでもお母さんは学校に行かせなければと
内科の病院に連れていき、薬を飲ませながら行かせていました
なんとか学校に行ってほしい、帰ってこないでほしいと毎日祈るような気持ちで子供さんを送り出していたそうです
お母さんはお母さんで必死だったと思います
それでも一向に症状が改善しないある診察日に内科の先生は子供さんに
「学校にいきたくない?」
と聞いたそうです
すると子供さんは
「行きたくない」
と答えた
それを聞いたお母さんは
「あなた何言ってるの!」
叱ったそうですが、その内科の先生は
「お母さん、学校なんて命を削ってまで行かせるところではありません」
と言ったそうです
それを聞いたお母さんはハッとしたのと同時に気持ちが軽くなったそうです
それからその子供さんは学校に行かなくても自分らしく幸せに生きる方法を見つけ
今は一生懸命それに取り組んでいます
あなたにとって大事なことは何ですか?
娘が不登校になった時に僕は子供の将来の為にという想いで
「子供は学校に行くのが当たり前」
という固定観念に縛られていました
先ほどのお母さんは子供の将来の為に学力は必要という想いも持っておられましたが
「周りのママ友に対して恥ずかしい」
「親戚に言えない」
とも思っていたそうです
でも今は子供さんが目指している事を一生懸命応援されています
僕は今になって振り返えれば学校に無理に行かせなくて良かった
あれ以上娘を苦しめなくて良かったと思っています
何故なら
生きていれば幸せになる方法を探すことはいくらでもできるから
その子らしく幸せになる方法は必ずある!
いまは不登校、ひきこもりであってもそこから脱出して自立することはできます
子供さんの親御さんも幸せになる方法は必ずあります
でもそれを子供1人で探しだすのは困難です
親のサポートが必要ですし
親だからこそできるサポートがあります
その為には子供を理解していることが重要です
嫌いなこと
嫌なこと
怖いこと
好きなこと
得意なこと
時間を忘れて熱中できること
これらを熟知したうえでサポートできるのは親であるあなたなのです!
それが難しいとおう方は僕があなたをサポートします
不登校・ひきこもり支援からご連絡ください