2018/10/02
不登校、ひきこもりのお子さんには結果より過程を伝えて下さい
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今日は前回の上手くいく勇気づけの方法の続きを書かせていただきます
アプローチの種類は以下の
１、子供さんの出来ているところをどんどん伝える
２、できていなくてもそこに至るまでの過程に着目して伝える
３、少しでも成長した部分を伝える
４、失敗したときは親も共感し寄り添いながらそれを受け入れる
５、Ｉメッセージで伝える
６、感謝の気持ちを伝える
７、特別な出来事でなく日常に着目する
で
１、子供さんの出来ているところをどんどん伝える
は前回書かせていただきました
では、続きです
目次
できていない所でもそれまでの過程を重視し伝える
これは結果よりも過程に注目しましょうという事です
理由１
結果のみに注目すると良い結果が出ている時はそれを伝えればよいのですが
結果が出なければ伝えることが無くなってしまいます
理由２
良い結果がでた時だけ承認してもらえる
良い結果がでないと承認してもらえないことが続くと
子供も結果のみにとらわれるようになります
良い結果がでるように健全に努力をしていれば問題ないのですが
不健全な考えを持つと努力せずに結果を得ようとする可能性があります
過程はどうであれ結果がでていればよいという考えになると子供の将来にとって良くはないですよね？
あなたがこう言われたらどうですか？
以上の事を踏まえてあなたがこう言われたらどうでしょう？
前回の卵焼きの例でいきますね
あなたが卵焼きを作ったけど少し焦がしてしまったとします
その時に
結果のみの注目して伝えたパターンです
こう言われたらどんな気持ちになりますか？
一方
こちらは出来ているところ、過程を伝えたパターンです
こういう伝えられ方だとどうでしょう？
どんな気持ちになりますか？
良い出しをしましょう
最初の例はいわゆるダメ出しですよね
このダメ出しをされた時に「なにくそ」と思い頑張る人もいます
完全にそのタイプだといいのですが表向き「なにくそ」と言っていても実は心は傷つき、凹んでいるというタイプも多いです
対して後者の伝え方は
ダメ出しならぬ
良い出し
です
まず出来ている良いところやその過程を伝える
そして付け加えるのであれば更に良くなる為のポイントを伝える
こう言われたら次も頑張ろうと思えませんか？
では、子供さんに伝える時の事例を書いてみますね
子供さんに伝える事例
テストの点が３０点だった
食器を片付けてくれようとした時に食器を落として割ってしまった
学校に行ったけど途中で帰ってきた
ダメ出しをするのと良い出しをするのとでは子供のやる気、持つ自己肯定感や心の成長に大きな差がでます
感謝する力、感動する心を養う
「感謝する力、感動する心を養う」
これは子供さんではなく親御さんへの課題です
僕がお話させていただくお母さんに良い出しをしましょうと言うと
「うちの子には良いところなんてほとんどないんです」
と言う親御さんがいらっしゃいます
そんなことはありません
どんな人でも良い部分や出来ているところは必ずありますからそこは親御さんの観察力と感謝する力を養ってください
ただ一朝一夕に身につくものではありませんので根気よく続けて下さい
かつての僕がダメ出し大魔王だったので
良いところを探すことの難しさや
感謝することの難しさは良くわかります
でもこれも日々のトレーニングなのです
意識して継続すれば必ずできるようになります
何気ない日常のなかにも喜びや感謝を感じることができるようになります
それが出来るようになってくると
子供さんだけでなくあなたの幸福度もあがります
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