ペップトークするためには外せない大切なもの

昨日の投稿では

「先に生まれただけの僕」で使われたペップトークはどうして人の行動を変える事ができるのか？

という事でペップトークの組み立てについて

書かせていただきました

相手の心を動かすには組み立てはとても大切なのですが

もう一つ

ペップトークをする上で欠かせない大切なものがあります

前回のブログ

ではドラマ中の真柴先生のスピーチはこのようなフレーズに分かれていた

と書きました

１、Present（事実を受け入れる）

２、Empathize（共感する）

３、Positive（とらえかた変換）

４、Teach（教え、教訓）

５、Action（してほしい変換）

６、Lead（勇気づけ、きっかけ）

７、Kickoff（背中のひと押し）

この７つのフレーズのペップトークが

生徒の心に火をつけたり、心を揺さぶったりしたから

彼ら、彼女達は否定されたり拒否されてりしても

粘り強くやり通し

イベントを成功させることができたんですね

ではこのフレーズを使えば誰でも

どんな状態でも相手をやる気にさせることができるのか？

答えはＮＯです

形だけでは伝わらない、形だけだから伝わるもの

いくらこのフレーズを使っていても

そこに

相手を信じる気持ちや

思いやる気持ち

この人は絶対出来る人なんだという信念

そして相手との信頼関係

これらがないと相手の心には響きません

それには裏付けもあります

ゴーレム効果とピグマリオン効果

例えば

指導者がこれから試合に向かう生徒を応援する場面で

どうせこいつらの実力じゃ負けるんだろうなぁ

と心の中で思っていたとしたら

その時点で指導者は

生徒の良くない面や出来ていない面に

フォーカスしてしまいます

そんな状態で出てくるのはネガティブな

言葉になりがちだし

言葉はポジティブでも表情、態度、言葉の抑揚

などがネガティブに傾きがちです

こういうのをゴーレム効果と言い

低い期待度で接すると相手も低い結果を出しやすい

と言われています

逆に

こいつらならできるんだ！

やればできるやつらなんだ！

と信じて接すると相手はその期待に応えるような

結果を出しやすくなります

これをピグマリオン（教師期待）効果と言って

相手はその期待に応えるような行動をとります

人は言葉以外の非言語の要素も相手からしっかりと

受け取っているのでこのような結果になりやすいと

言われています

形だけだからポジティブなメッセージは伝わりませんし

形だけだからネガティブなメッセージは相手に伝わってしまうのです

今日のまとめ

人の気持ちは言葉だけでなく

非言語の部分でも相手に伝わってしまいます

（むしろ非言語の部分から受け取る要素が多いと言われています）

怖い顔をした人から優しい言葉をかけられても

心には響きませんよね？

ペップトークをする場合、形やフレーズよりも

相手を信じる気持ちや

思いやる気持ち

この人は絶対出来る人なんだという信念

そして相手との信頼関係

これらが外せない大切なものなのです

誰かを応援しようと思った時

自分はどれだけあいての事を

信じ、思いやり、応援しているのか？

形だけになっていないか？

良かったら一度考えてみてください

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました

良かったらあなたの感想や使ってみての結果なども教えて下さいね

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