子供や自分自身をやる気にさせる言葉の使い方～ペップトーク～

子供に対して

やる気のないうちの子になんとかやる気を出してほしい

少しでも前向きになってもらいたい

自分自身に対して

ダメなのはわかっているんだけど気が付いたら物事のとらえ方がネガティブになっている

そしてネガティブに捉えてしまう自分を責めて落ち込んでしまう・・・

こんな事を思ったことはありませんか？

今日はそのような方に

子供にやる気を出してもらえる

前向きになってもらえる言葉の使い方

自分自身もポジティブになれる考え方、言葉の使い方のお話です

ペップトークって聞いたことありますか？

ペップトークとは英語でＰＥＰ　ＴＡＬＫというつづりです

ＰＥＰとは元気とか活気という意味で

ＰＥＰ　ＵＰだと元気づける

ＰＥＰ　ＴＡＬＫでは叱咤激励という意味になります

このペップトークの発祥はアメリカで

スポーツの試合前に監督や指導者が選手にかける

「短くて」

「わかりやすくて」

「肯定的な」

「魂をゆさぶる」

勇気づけのショートスピーチです

欧米の映画では試合前のロッカールームで監督が選手を鼓舞するたにスピーチをしているというシーンがよくありますよね

このアメリカ発祥のペップトークに心理学、脳科学、言語学などの要素を加え体系化したものが財）日本ペップトーク普及協会が提唱するペップトークです

前向きな言葉がけが良い結果を生むのです！が・・・

ポジティティブば言葉はポジティブな結果を生み

ネガティブな言葉はネガティブな結果を引き寄せます

とは言え何でもかんでも前向きな言葉がけが良いのかというとそうではありません

本当に努力して、頑張って、限界ギリギリまで頑張っている人に

「頑張れ！」という言葉がけが良いのか？

あなたならどう思いますか？

 実は前向きな言葉がけにもルールがある

ペップトークの定義は

となっています

この中にある

「相手の状況を受け止めて」

という項目

これが前の項での例でとても大切になってきます

つまり

「本当に努力して、頑張って、限界ギリギリまで頑張っている人」

はどんな状況に置かれているのか？

その時その人の心の中はどんな状態なのか？

これらを推し測り言葉を選ぶ必要があります

相手の状況を理解しない言葉がけはマイナスになることも・・・

頑張って頑張って「もうこれ以上ムリ！」

と思っている人に対する「頑張れ！」は言う側の押し付けになってしまい

言われる側は苦しむことになってしまいかねません（パターン１）

しかし

・言う側と言われる側に大きな信頼関係が在る

・言う側が言われる側の心情を理解して

・言われる側もそう言われる方が頑張れる

このような場合の「頑張れ！」は言われる側も元気がでますよね（パターン２）

パターン１

頑張ってね！

ありがとう（あー、もうこんなに頑張ってるのにまだやらないといけないのね・・・私って要領悪いのかなぁ）

 

頑張ってね！

ありがとう（みんな応援してくれているからもう少し頑張ろう！）

今日のまとめ

私たちは相手を応援したい、頑張ってほしいと思うと反射的に

「頑張れ！」

などの言葉をかけてしまいます

でもそれが相手にとってプレッシャーになったり応援されていると思えないものであれば言う方、言われる方、お互いにとってもったいないですよね

だから言葉をかける前に少し相手の置かれている状況と心情を推し測って言葉をかけてみてはいかがでしょうか？

このペップトークについてはしばらくシリーズで書かせていただきますね

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