障がい者採用（多様性）について考える

１２月１７日（日）障がい者採用（多様性）

というタイトルに惹かれて

「障がい者採用（多様性）がクリエィティブな社風を創る！」

というフォーラムに参加してきました

教育者

雇用する人

障がい者と雇用をつなぐ人など

障がい者雇用に関わる様々な立場の方々が参加されていました

 障がいではなく「個性」

様々な立場の方のお話を聞くことができて

とても勉強になりました

中でも皆さんが共通しておっしゃっていたのは

「障がい」ではなく「個性」だということ

これはいわゆる健常者という人も

色々な個性や考え方を持っている人がいるんだということ

人付き合いが苦手な人、得意な人

数字が苦手な人、得意な人

などなど数え上げればきりがないです

これらは良い、悪いではなくその人の持っている

個性であり障がいというのも個性の１つに過ぎない

という事です

ここからは僕の考えですが

この様々な個性を「多様性（ダイバーシティ）」

と呼んでいますが

様々な個性が上手くかみ合い

それぞれがのびのび力を発揮することができると

大きな力を生むことができると考えています

一方でそれらが上手くかみ合うような

社会の仕組みや

個人レベルで自分とは違う特性や考え方を認める（受容する）

という事についてはまだまだ課題が多いと感じています

障がい者のため？いえいえ多くの人の役に立つことなんです

明蓬館高等学校理事長の日野公三さんの講演も

とても勉強になりました

その一つに

エレベータの中には入って正面に鏡が設置されているものがあります

あれは車いすに乗っておられる方が

後ろを確認しながらスムーズに降りられるように

との配慮（ここまでは知っていました）なのですが

鏡があることで実は多くの人の役に立っているということ

これには気づきませんでした

確かにエレベーター内に鏡があると便利ですよね？

このように障がいを持っている方への配慮ということで

つくられたモノや制度は他の多くの人にとっても

役に立っているという事を教えていただきました

日野さんが理事長をされている明蓬館高等学校の

サイトはこちらです

無いモノをみるのではなく今あるものをどう活かすか

その日野さんが運営されている

特別支援教育のための高校

明蓬館高等学校のパンフレットにはとても素敵な

言葉が並んでいました

特性を障がいとみるのか、いるいは強みとみるかで、子どもの人生は大きく変わってきます。

（途中省略）

私たちは、その子の「足りないもの」ばかりに目を向けてはいないでしょうか。

そのために、その子に「足りているもの」を伸ばすことを忘れてはいないでしょうか。

これは障がいを持っている人だけでなく

僕も含め多くの人に当てはまることで

無いものを見るのではなく

今あるのもをどう活かすか

というペップトークの考え方とも共通するものでした

障がいとか健常ではなく多様性を活かせる社会に

今回のフォーラムに参加して感じたことは

障がい者と健常者という「くくり」ではなく

どのような個性を持つ人にとっても暮らしやすい

社会を創っていくことが多くの人にとっての幸せにつながる

ということ

そして違った個性を持つ人たちが協力しやすくなる

インフラや制度の仕組みがまだまだ必要で

そのうちの心理やメンタルに関わるところが

僕の仕事なんだなと感じました

今日も最後まで読んで下さってありがとうございました

良かったらあなたの感想や質問使ってみての結果なども教えて下さいね

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